D-BOX工法

D-BOXとは?

D-Boxとは、松岡元名古屋工業大学名誉教授によるソイルバッグ工法の理論・効果・実績に基づいてメトリー技術研究所が開発した箱状の袋(高規格土のう)をいう。
この工法は、セメント系固化剤を使用することなく、地盤補強と振動低減を同時に実現することが出来る特徴を有する。袋の中に砕石を投入し、袋と内部拘束具の張力により袋内部の土粒子を強力に固化させると同時に、軟弱地盤に敷設した際、袋の周辺地盤で上昇した過剰間隙水圧を吸収・消散させることで、袋直下の地盤強度を大きくすることが出来る。
また、交通振動や地震動が袋に作用する際、袋には微小な変形が生じ、振動エネルギーを吸収することが出来る。さらに、含水比の高い超軟弱な地盤でも袋の透水効果と形状特性によるせん断抵抗の増加から、短時間で地盤の強度と支持力の増大が得られる(局所圧密効果)。

非常に簡単な工法ではあるが、理論的に裏付けられているので、道路、建築など幅広い分野に活用されており、東日本大震災以来工事量は飛躍的な傾向にある(下表参照)。

施工実績(H18.11~H27.4)

施工実績


D・BOX-LSシリーズの施工手順と施工例

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順1

    1)D・BOXを専用型枠にセットし、上部より中詰材料を投入

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順2

    2)対面する上部をマジックテープで固定

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順3

    3)重機やクレーンで吊上げ敷設箇所に設置

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順4

    4)敷設が完了したら、ランマーを使い転圧

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順5

    5)液状化地盤での擁壁下部の地盤補強例

  • D・BOX-LSシリーズ 施工手順6

    6)道路の地盤補強及び振動低減の施工例



地域交流拠点施設「道の駅」建設にD-Boxが採用され、海洋工業㈱が施工しました。(千葉県香取郡神崎町)

  • D・BOX採用 地盤補強と液状化対策

    地盤補強と液状化対策(施工時)

  • 道の駅完成写真